大切なのは自分らしさ〜心が花咲く眉の描き方〜

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福岡の街をキャンパスに、誰もが先生・誰もが生徒になれる「福岡テンジン大学の授業」を、ボランティアスタッフによるレポートでお届けします。

福岡県福岡市中央区渡辺通1丁目1番1号。そして1階。

今回の授業は、「1」が4つそろう場所にあるおしゃれなカフェ、Le Jour Cafe Bistrot(ル・ジュル・カフェ・ビストロ)で開催しました。

通りからガラス張りをとおして店内をのぞくと、異国のパリの雰囲気が漂ってきます。奥のカウンターには、モデルのような若い美男美女の店員さんが3人。

今回の生徒さんは69名の応募から選ばれた16名。今日の授業は「眉の描き方」ということで、生徒はすべて女性。落ち着いた雰囲気の人や上品な人、初々しい乙女チック人など。

先生はシルクハットかぶり、いつもワンランク上のおしゃれを楽しんでそうな化粧療法士の江口美和子さん。

「ここのアメリカーノ(コーヒー)が一番おいしい~♪」

ここは、先生のお気に入りのカフェ!先生の店員さんへの温かいまなざし。お店への愛情が伝わってきます。

花と動物が大好きな江口美和子先生は、みんなに「みわちゃん」と呼んでねと。

結婚すると、大半の女性が旦那さんの苗字で呼ばれます。しかし、女性は下の名前で呼ばれたい。

「自分らしさやひとりの人間に見られることが大切」だと、先生はおっしゃいます。

先生はメークアップアーティストではなく、化粧療法士。

デパートの化粧品売り場の店員のように、自分の感性で化粧をするのではなく、化粧療法士はその人に合った化粧をします。

3~4人の同じテーブルのメンバーで、応募理由や授業で期待していることを言い合いました。

「眉を描くのが苦手なので、自分の顔に合った描き方を学びたい、知りたい」

「眉の描き方が自己流なので、習いたい」

「歳をとると眉毛が少なくなって、描き方が分からなくなった」

「眉毛のはえている向きが左右で違うので、どうしたらいいかわからない」

書店に行けば女性雑誌や化粧の本、インターネットのサイト、ユーチューブ動画など、化粧の情報はいくらでも存在します。それなのに、生徒のみなさんは悩んでいるんですね。間接的な情報では分からないほど、化粧は難しいのでしょうか。

同じテーブルの人同士で、自分以外のメンバーの「第一印象」をカードに書いて、「ギフトカード」として互いにプレゼントし合いました。

「そこまで自分のお肌がきれいと思っていなかったんですけど、お肌がツルンとして眼鏡が似合うと書かれてました」

意外とうれしかったという人が多数。

自分はこんなじゃないと自分を肯定できない人は、そう思われているのは事実なので自信を持っていい。

化粧で、「自分が思っていること」と「見られていること」が一致すれば、なおいい。

これに向けて、眉のレッスンスタート!

まず、「男性は必要ないが、女性には必要な化粧が、なぜ現代まで続いているのか?」と思った先生は「眉」の歴史を調べて、平安時代の「まろ眉」を発見!

平安時代の貴族は、コミュニケーションや感情を表に出すことが禁じられ、感情表現をしないようにしていました。

そのために眉をなくことで、顔に表情を出さないようにしていたのです。

毛抜きで自分の眉をすべて抜き、顔の表情筋のない額の高い位置に、墨でちょんとちっちゃく眉を描いていたそうです。

例えば、怒っている人やイライラしている人は、眉を見ただけですぐに分かります。

眉は、とても感情を表現する体の部位なんですね。

コスメティシャンの経験もある先生は、人から依頼を断りたいけど断れない女性の人に、「断っても仕事ができる女性風にしたい」との要望で眉を表現することもしていたと。

いつも怒ったり、不平不満を言っていると、口角が下がったり、ほうれい線ができたりする。反対に、よく笑っていると目が下がったりする。

つまり、感情が表情になり、やがて40歳を過ぎると・・・・・・その人の「人となり」になる。

30歳を超えると、その人の環境がコクコク、コクコクと刻まれていくので注意しましょう。

エゴグラムで、今の自分の状態や性格をチェック。

エゴグラムは、アメリカの心理学者エリック・バーン博士が人間関係の心理学理論に基づいて作った性格診断テスト。人の性格を5つの心の領域に分けて分析しています。

先生が、ドラえもんのキャラクターの性格に例えて説明。ジャイアン、しずかちゃん、ドラえもん、のび太、スネ夫の5人の性格が人にはあって、それぞれの数値を見ていきます。当たってる!

人には、「よそ行きの顔」(外づら)と「家での顔」(内づら)がある。

このギャップが大きいと、人は疲れる。

いつも自分らしくしていれば疲れないのですが、役割性格もあります。社会的な立場だと、経営者、先生、お母さんなど。オン・オフの状態が同じになると楽になるので、そういう状態を作っていきましょう。

性格はそれぞれタイプが違いますが、それも個性。「みんな違って、みんないい!」

物事には、プラスとマイナスがあり、どちらかに偏りすぎるとひずみができるので、バランスを崩さないように「いい状態を保つこと」が大事。「個性って、良いも悪いもないんですよー」

嫌いな人や苦手な人がいるけど、相手と同じ性格の要素を自分も持っていることがある。嫌な感情を持ってしまうのは、自分のものさしで計っているから。ものさしが広くなっていくと、相手の世界観を許せたりします。

先生が心理学を学んだときのことを話されました。

「化粧療法を学んだときに、心理学が半分以上入っていて、自身と向き合って自分のことがよく理解でき、楽に生きられるようになりました。ほかの人も自分のことが理解できたときに心地よく楽に生きられるんじゃないかなと思って、化粧というツールで心地よく生きることを伝えています」

生徒の中に、心理学を学んだ人がいました。

「仕事に役立てるために心理学を学んだんですけど、自分自身の気持ちの持ち方が変わって自分を好きになりました」

18歳の学生さんにモデルになっていただき、デモストレーションが始まりました。

先生が学生さんに化粧を施しながら、顔の骨格など丁寧に細かく説明。「知っとる?」などと博多弁でやさしく話される先生。かわいいー

・鏡は、顔の入る「大きい鏡」で、顔と平行にして手に持ちます。

・「髪の毛」と「目」と「眉」の色は、同じ色がいいので、髪の毛の色に、眉の色を合わせます。

・男性はエボニーの4Bの鉛筆が良い。おじちゃんやおばあちゃんにはこれを使っています。

・眉は、毛はえている向きに沿って、1本1本植毛するかのように描きます。

・眉頭から描くとすごく濃くなるので、眉山の下から眉尻に向かって描いてから、眉山の下から眉頭へ向って描きます。

デモストレーションのあと、先生が一人ずつ生徒さんの眉を化粧していきます。

なりたいタイプの希望や生徒さん自身のことを訊いて、眉以外のアドバイスも教えながら。ほかの生徒さんもまわりに集まって、熱心に見ていらっしゃいました。

自分らしさは、本来、「自分はどうありたいか」ということ。

化粧で自分自身の印象を変えることができます。

「鏡で自分の顔を見る回数を増やすことで、自分をいとおしく大切にする気持ちが芽生えてくるんです。

まず自分を受け入れて、自分を好きだと思えるようになってくると、自己肯定感が出て自信がわいてきます。

自分らしくあってほしいと思います。」

最後に、みんなで「カヌレ~」と集合写真をパシャリ!

先生が「カヌレもおいしいのよ~」と、お店のフランス菓子をアピールされていました。

(ボランティアスタッフ  むた ゆういち)

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