暮らしの中の放射線~人体から宇宙まで~

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福岡の街をキャンパスに、誰もが先生・誰もが生徒になれる「福岡テンジン大学の授業」を、ボランティアスタッフによるレポートでお届けします。

―“放射線”という言葉を聞いて皆さんはどんなことを想像されますか?

東電福島第一原発事故…病院で行われる放射線治療…X線撮影…。

私たちの身体に悪影響を及ぼす面もある一方、日常生活において役立っている面もある。

でも、放射線って目に見えないから理解しにくい!難しい!

授業に参加された生徒の皆さんがそう思うなか、放射線についての授業がスタート!!

今回の先生は診療放射線技師である中村真理先生です。

実は、私たち人間はごくわずかな量ですが毎日放射線を浴びています。

宇宙から…空気中から…大地から…食べ物から…、ん食べ物

バナナは放射線を放出しているようです!もちろん、人体に悪影響を及ぼす量ではないですが。

放射線にはα線やβ線、重粒子線といった直接電離放射線と、γ線やX線といった間接電離放射線という2つの種類があって、前者は紙やアルミで、後者は鉛で遮蔽できるそうです。

なるほど、放射線の種類や量、放射線を受ける部位によって影響の度合は変わるのですね。

授業中盤の質問タイムにこんな質問がありました。

―放射能と放射線の違いは何ですか??

あれ、今まで使い分けていなかったぞ…。生徒の方からこんな声がありました。

中村先生は、この質問に対して電球の例を使われていました。

―電球を放射性物質と仮定すると、電球が光を出す能力が放射能、その光が放射線にあたります。

つまり、放射線を浴びるという表現は1回きりの出来事である一方、放射能を取り込むということは連続して浴びる、ということになります。似た言葉ですが意味合いは大きく変わりますね!

さて、いよいよ授業も終盤に差し掛かってきました。

私たちの暮らしにおいて放射線が使われている例は多くあり、中村先生によると、医療だけでなく、環境データの計測や新薬開発、放射線の透過性の性質を利用した構造研究やじゃがいもの発芽抑制などにも利用されているそうです!

また、宇宙線という放射線を観察することで宇宙の起源を考えるのに役立ち、宇宙の謎へ迫ることができるとのこと。授業のサブタイトルの通り、人体から宇宙にまで放射線は関わっていますね。

放射線ことを知っているつもりで知らないことが多くありました…!!

授業の締めの言葉はこれでした。中村先生が皆さんに一番伝えたいテーマです。

『よく分からないのにただ怯えるよりも、どうせ怖がるんだったら、正しく怖がりませんか?』

(ボランティアスタッフ 門野 修平)

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