リモートワークで熊本から東京の仕事をこなす女子大生

未来会議室未来会議室

未来会議室

未来会議室

熊本のコワーキングスペース"未来会議室"を拠点に、クリエイターや起業家の方のインタビュー、イベントや飲食店情報を発信します。

未来会議室インタビュー!
 

これから、熊本のコワーキングスペース未来会議室に集まる起業家やクリエイターの方にインタビューをして記事にしていきたいと思います。

 

第一回は、熊本でクリエイターマネジメントなどの仕事をリモートワークでこなす、大崎祐子さんへお話を伺いました。

 

 

■「リモートワーク」という働き方

 

Q.まずは、大崎さんのプロフィールを教えてください。

 

熊本大学4年の大崎祐子です。

大学進学を機に熊本へ来て、2年生の夏休みからインターンシップをしています。

現在はリモートワークでクリエイターのマネージャーの仕事を2件頂いていて、来年の春からは東京の方に出て行く予定です。

 

今のところは、リモートワークの可能性を探りながら、自分で仕事を頂いているって感じですね。

 

4月中旬か5月くらいから、オンラインアシスタントのサービスをやっている「Caster」へ2か月間インターンとして参画します。

今まではクリエイターのマネージャーをリモートでやってきたので、今度はビジネスサイドの人達のリモートマネジメントに挑戦したいです。


 

Q.「リモートワーク」という言葉に馴染みの無い方もいると思うのですが、具体的にどういうことをするのか教えてください。

 

リモートワークとよく比較される仕事の方法に、「クラウドソーシング」というものがあります。

クラウドソーシングは、例えば東京にある企業が他の人に安く大量に仕事をしてほしいというときに、大衆に対して仕事を振ることができる仕組みです。

例えばwebデザインなんかの仕事がありますね。

 

それと比較して「リモートワーク」というのは、距離がある中で仕事をするというのは同じなんですけど、個人間で契約するものです。

たとえば東京にいるクライアントと、私みたいに熊本にいる人がFacebookメッセージやSkypeなどのツールを使いながら、同じ環境にいるような感覚で仕事をします。

「ノマド」も似たような概念かもしれません。


 

Q.リモートワークという働き方は珍しいと思うのですが、この働き方に至った契機・経緯を教えてください。

 

リモートワークをやってみようというのは、後付け的なものなんですよね。

もともと、自分自身がコンプレックスを抱きながら、どんどん成長しないといけないなっていう課題意識があって。

2年生のときから「自分が成長できる場所を見つけよう」という課題で、問題意識を持って動いてきました。

 

今は熊本に住んでいるんですけど、圧倒的に成長できる場所って東京にしかないんじゃないかと感じたときがあったんです。

それから、東京の人と仕事をしたいなと思うようになりました。

でも物理的に東京に行くことは難しい…。

そんなとき、知人に紹介してもらったのがきっかけです。

そこで、FacebookメッセージとかのチャットでOKという東京の人から仕事を貰ったり、メンタリングをしてもらったりする機会ができました。

 

そういうことを通じて、自然とリモートワークをするようになって、Facebookなどを使って仕事をするということへのハードルが無くなっていきました。


 

Q.リモートワークの良い点は何ですか?

 

場所と時間の制約を受けにくいのは大きなメリットですね。

自身、30分かけてオフィスに行かないといけないとか、ある時間はオフィスにいなくちゃいけないとか、そういうのをあまり良いと思っていなくて。

きちんと成果を出せるなら、どこでも・いつでも仕事をして良いと思うんですよね。

そういうのが、リモートワークならよく認められるし、パソコン1台でどこでも仕事ができるというのは、凄く良いことだと思います。


 

Q.それでは、リモートワークの不便な点などはありますか?

 

雑談がない、ということはありますね。FacebookメッセージやSkype、FaceTimeなんかを使えばコミュニケーションは取れるんですけど、そういうツールを使う時って、何か目的や聞きたいことがあるときなんですよね。

そうすると、その人の体調がどうだとか、昨日どういうことがあったとか、そういう私情や私生活を把握できない。その点はマイナスだと思っています。

 

Q.そういう不便な部分は、どういう風にして乗り越えていますか?

 

ツールに関して言うと、お互いが一番使いやすいものを使うように心がけています。

例えば、相手がLINEを一番使いやすいと思っているならLINEを使うし、Facebookが良いならFacebookを使う。

そういう使いやすいツールは、最初に確認して使うようにしています。

たとえ私がFacebookが使いやすいからと言っても、相手が使ってくれないときちんとコミュニケーションが取れないので、そこは相手に合わせるようにしています。

 

あと、リモートワークってさっき言ったように相手の感情を行間を読むのがとても難しくて。

自身、そういうのは得意な方であるとは思っているんですけど、それにしても難しいことはあるので、言葉を省いたりせず丁寧に相手に説明したり、相手がどういう状況にあるのか細かく把握したりするように心がけています。


 

Q.リモートワークに挑戦してみたい人は、どんなことから始めたらいいのでしょうか?

 

リモートワークを「始める」ということはよく分からないけど、とにかくレスポンスが早い人じゃないと恐らく無理なので、それを早くすることは最初のステップとして必要かなと思います。どんなに遅くても、1時間以内には返すとか。

 

私もできるだけ早く返すようにしていて、逆に周りからびっくりされるんですけど(笑) 

でも、それくらい早くしないと相手を待たせちゃうので、そこは気を付けるようにしています。

 

Q現在はフリーランスでお仕事をされているわけですが、どのようにしてモチベーションを保っていますか?

 

モチベーションのコントロールはしてないですね(笑) 

仕事は、しなくてはいけないことが無くなることは無いと思ってて。

しなきゃいけないことがある状態の場合はする、みたいな。

緊急のものがあるときはするし、相手を待たせている状況のときはするって感じですかね。

反対に、そんなに急ぎじゃない仕事だけになったときは積極的に休むし、仕事をしても効率が上がらないなと思った時は割り切って寝たりとか遊びに行ったりするようにしてます。

誰かに会うとか、他の人と話すとかご飯に行くとか、そういう機会は積極的に取るようにしていますね。

職場とかオフィスだったら同じことを共有出来る人が自然とできますけど、1対1とかオンラインのグループとかだと、「これってどう思う?」みたいな愚痴とか適当なことを話す機会がないので、そういう機会は積極的に自分でつくるようにしています。


 

Q.リモートワークでクリエイターと仕事をする中で、自分もクリエイターに憧れることはありますか? 

 

周りには起業家とかクリエイターとかが多くて、私も一時期はそういう人になりたい、そういう人にならないと価値がない、と思っていたことはありました。

ただ、自分がその人たちと同じフィールドに立った時に、その人たちより良いものを作れるかっていうと、違うなあって思った瞬間もあったんですよね。

 

元々、美術とか音楽とか得意なんですけど、そこで1位になれないなと思った瞬間から割り切ることにしました。

それに、こういうマネジメントの仕事とかしていると、有難がられるんですよね。

そういうのできる人が、あまりいないみたいで。

そういうのを感じたときから、クリエイターとか自分を比べないようにしています。

 

起業家・クリエイターの人たちと積極的に話して、どういうことを考えているんだろうとか聞いてて面白いなあと思う事はあるけれど、同じフィールドで戦う人じゃないなあと割り切るようになってから、結構楽になりましたね。


 

Q.今はリモートワークをしているわけですが、それは卒業してからもやりたいと思いますか?

 

私のビジョンとしては、働きながら子育てや家事をきちんとできる人になりたいというところだけがあって。

こういう活動をしていると、よく「何したいんですか?」とか「将来的にはどういうことをやっていきたいんですか」と聞かれること多いんですけど、別にそれはないんですよね。

起業家とかクリエイターには凄くそれがあると思うんですけど、私にはあんまり無いんです。

 

ただ、仕事をしながらも、子育てや家事をきちんとやりながらバリバリ働ける女性になりたいです。

たとえば育児休暇取っているときとかに、リモートワークって結構使えるんじゃないかなと思っているんですよね。

 

感覚がボケちゃったり、復職するときにハードルが高いことが多いって聞くんですよ。

「私、このまま働き出してもできるのかなあ」みたいな。

でも、復職する半年前からリモートワークで仕事をするとか、暇になる時間を使って仕事がでいるんじゃないかなと思うんですよね。

子どもがお昼寝しているときにクラウドソーシングで仕事してますみたいな人も結構いるようなので。

 

そういう使い方が将来できるように、ロールモデルになるなり、何かできたら良いなという風に思っています。


 

Q.将来的には、どういうキャリア形成をイメージしていますか?

 

さっきちょっと出たんですけど、私はクリエイターや起業家みたいに「0→1(ゼロイチ)」はできないなと思ってて。

でも、立ち上げ期のものに参画することはできると思うんですよね。

今までのインターンとかアルバイトも、全て前例がないものをやってきたので、開拓する部分とかは得意なんじゃないかなと思っています。

 

起業したいとかサービスを作りたいというよりは、新規事業の立ち上げに関わるとか、海外法人の立ち上げに関わるとか、そういうことをやってみたいなと思っています。

どういう風になりたいかというのは、さっきも話したんですけど、子育てしながらしっかり子育てできるような人になりたいという感じですね。


 

Q.「自分を高めたい」と思っている学生や後輩にアドバイスしたいことはありますか?

 

自分で情報を取りに行くのは大事です。

私も最初は手当たり次第に「ここの人イケてるな」とか「ここの企業面白そうだな」とか「ここのインターン行ったら成長できそうだな」とかというのは、先輩とかネットとか、いろいろ調べながら取りに行ってました。

 

就職活動も、「早く始めた方が良いな」とか「ここの企業面白そうだな」というのは自分で取りに行ってて。

いつの間にかインターンも就活もやっていた感じですね。

自分で必要だと思ったことは、どんどん先回りして情報を取りに行って、自分がここだったら頑張れそうだなと思ったところがあれば、しっかり注力することが大事です。

 

私はあれもこれもやっちゃうタイプなんですけど、欲張ることは悪いことじゃないと思ってて。

でも、自分のキャパシティを増やすっていうことに対する努力もしてきたつもりなので、そういうところを頑張るといいんじゃないかなと思います。


 

Q.ちなみに、情報収集はどのようにして行っていますか?

 

自分のTwitterやFacebookを使っています。

Facebookについては、良いなと思ったメディアは全部「いいね!」しといて、情報が流れてくるようにしています。

Feedlyも入れてるんですけど、これって自分から開かないといけないので、自動的に目に入るTwitterかFacebookの使用頻度が高いですね。

 

Q.最後に、大崎さんのオススメの本やアプリなどあれば教えていただけませんか?

 

■大崎さんのおすすめ本3冊!

 

大崎さんは小さい頃から読書が好きで、受験期に親御さんから「本を読むのやめなさい!」って言われるくらい読んでいたそうです!

 

伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』

 

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)
伊坂 幸太郎
祥伝社
売り上げランキング: 5,336

伊坂幸太郎さんの書く小説って、殺人事件があったりとか、重いことがあったりとかもするんですけど、伊坂さんはとても頭が良くて、コミカルで軽快に書いてしまうところが凄く面白いんですよね。そういうところが好きです。


 

四角大輔『自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと』

 

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと (Sanctuary books)
四角大輔
サンクチュアリ出版
売り上げランキング: 2,965

私はあれもこれもやっちゃうタイプなんですけど、今の自分に必要じゃないこと以外はやらないとか、そういう考え方を発見することができました。大学2年生の秋くらいでしたね。私生活に関することが中心で、「部屋には自分のお気に入りのものしか置かない」とか書かれています。


 

グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』

 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
グレッグ・マキューン
かんき出版
売り上げランキング: 21

こちらは、四角さんの本とは対照的に、仕事に寄ったことが書かれています。「自分の思考を整理する」ということ、「ストレス社会に生きるためにどうすれば良いのか」というところが気に入っていて、定期的に読み返している本です。


 

■大崎さんのおすすめアプリ3選!

 

Pocket

はてブとか記事を溜める方法は色々あると思うんですけど、私はこれを使っています。結構面倒くさがりなので、拡張機能ですぐに送れるのが気に入っています。「良いな」と思った記事、誰かに教えてあげたい記事なんかは、全てここに入れています。
Andoroid

iOS

 

Googleカレンダー

iPhone版が、最近やっと出たんですよね。デフォルトのカレンダーアプリは使いづらくて(笑)

Andoroid

iOS
 

FaceTime

MacとiPhoneでしか使えないんですけど、Skypeなんかと比べて、音質が良いし、通信も良いし、分かりやすいのが気に入っています。

https://www.apple.com/jp/ios/facetime/

 

 

■ありがとうございました!

 

本日は、クリエイターのマネジメントなどをリモートワークで行っている大崎祐子さんにお話を伺いしました!

 

熊本にいながらにして、東京の人たちと一緒に仕事ができるというのはとても魅力的な働き方ですね。熊本に住んでいる学生の方々などは、是非参考にしてみてください。

 

 

=============

 

大崎さんへのお問い合わせはコチラ 大崎祐子さんのTwitter

Text by 伊藤祥太 Twitter

 

============

 

 

このコンテンツパートナーの他の記事

  • 西日本新聞 ニュース
  • ファンファン福岡
  • avanti
  • 福岡テンジン大学
  • アナバナ
  • KIJI その一杯が食べたくて。
  • OREOKA.COM
  • モサオの福岡うまぃ店
  • 津屋崎ブランチ
  • Y氏は暇人
  • BOND
  • KOO-KIブログ
  • piQ
  • 九州お仕事モール
  • 能古島の歩き方
  • 未来会議室
  • いとゆる(糸島ゆるゆるライフ)
  • シティ情報ふくおか
  • #FUKUOKA
  • 糸島パラダイス(糸島観光ガイド)
  • 古賀すたいる
  • 西新商店街
  • SWINGS
  • INOUT TIMES
  • i.Design
  • TRIP OFF
  • 下野弘樹図鑑
  • Future Studio 大名
  • カクカクシカシマ 〜こういうことです志賀島〜
  • クリップ佐賀
  • 佐賀ポータル
  • 福岡移住計画
  • 3代目大名小僧の冒険
  • asianbeat FUKUOKA
  • アレルギーフリー食
  • 九州旅ネット
  • 哀れ飯〜結婚までの道のり〜
  • カゴシマニアックス
  • 福岡大百科
  • mymo
  • デクラス糸島
  • 熊本地震  いまできること
  • ベネの福岡!
  • KARNEL(カーネル)
  • サイエンスWAO