オーストラリアと益城町をつないだ大学生

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熊本の復興を応援する情報支援サイト。NPOや企業の取組を中心に紹介し、被災地と支援の手を繋いでいきます!

現地のいまを知る

オーストラリアと益城町をつないだ大学生

2017.03.03

「『いまできること』の記事を読んだ方から、支援に関する問い合わせがありました!」と本サイトの東京スタッフから連絡が入った。
本サイトをキッカケに様々なアクションを起こしてくださった方は、多くいる。記事を読んで行動してくださった方、熱心に活動しているボランティア団体を紹介してくださった方、記事を広く共有してくださった方…。しかし、先の問い合わせは、これまでのものとは違っていた。「記事に掲載されている益城町赤井仮設団地の方々のために、チャリティーイベントで集まった募金を役立てたい」という具体的な希望があったのだ。

連絡をくれたのは、熊本大学に通う黒木秀弥さん。留学先のオーストラリア・シドニーで熊本地震復興チャリティーイベントを企画・実行したという行動力あふれる若者だ。
「イベントの際に、募金者の方々から“被災者の方々の直接の利益になるような使い方をしてほしい”という声をいただきました。それで、熊本地震のボランティア団体や、募金の受付窓口などをネットで探していたところ、『いまできること』の赤井仮設団地の記事を見つけたんです」と、黒木さんは問い合わせたキッカケを教えてくれた。

シドニーでの熊本地震復興チャリティーイベントで、募金活動をする黒木さん(前列中央の白いシャツの方)と仲間たち。「僕ひとりではチャリティーイベントは実現できませんでした。シドニーで協力してくださったたくさんの方々のおかげで、募金が集まり、熊本のことを知っていただけました。本当に感謝しています」

すぐに赤井仮設団地の自治会長・笠井さんに連絡を取り、いきさつをお伝えすると、「とてもありがたいお話です」と笠井さん。黒木さんと連絡を取り合ってもらい、まずは会って話をすることになったそう。そして、いろんな話をした結果、いま赤井仮設団地に暮らす方々が最も必要としている“ホットカーペット”を支援することに決定2月15日、再び黒木さんは赤井仮設団地を訪れ、全戸数分となる35個のホットカーペットを自らの手で住民へ届けた

2月15日、支援物資を届けた際の1枚。赤井仮設団地の住民と黒木さん

「仮設の住人はみんな、オーストラリアからの支援ということで、とてもビックリしていました。海外の、しかも私たちと縁のある場所ではありませんでしたから。事前に支援物資の希望を聞いていただくなど、親身になっていただき、本当に感謝しています」と笑顔を見せる笠井さん。ここ赤井仮設団地は高台にあり、当時はまだまだ朝晩の寒さが厳しかった時期。さらに、暖房機を付けると室内が乾燥しやすいこともあり、ホットカーペットは住人の方々がまさに欲していた物資だという。

黒木さんは物資の配布もお手伝い。「シドニーでいただいた募金を、支援物資として直接住民の方々にお届けすることができました。『いまできること』の記事と出合えて良かったです」

「喜んでいただけて本当に嬉しいです。オーストラリアで募金してくださった人たちにも、今回の訪問と物資の贈呈をお知らせしたいと思います。チャリティーイベントに来てくださったのはシドニー在住の日本人が多かったのですが、現地の人たちにもたくさんお越しいただきました。“地震が起こったことは知っていたけど、もっと詳しいことが知れてよかった”と涙ながらに手を握って励ましてくれる人もいらっしゃいました。募金活動ができたことも良かったのですが、多くの人たちに熊本のことを知っていただけたことが、一番嬉しかったですね」と黒木さんは現在の心境を話してくれた。

シドニーでの熊本地震復興チャリティーイベントでは、熊本に縁のある太鼓の演奏や、郷土料理・だご汁の提供などが行われた

同イベントでは、映画「うつくしいひと」の上映会も

情報を「伝える」ことで「共感」が生まれる。さらにそこから「行動」が始まっていく。
私たち取材班は、たくさんの方々に「熊本地震」のことを伝え、情報を共有し、支援活動や防災活動に役立ててほしいという思いで取材を進めている。それを体現してくれた、今回の黒木さんの活動。赤井仮設団地の方々だけでなく、私たちも大きな力をもらった。
共感の輪は、確実に広がっている。

「実際に益城町に来て、被害の大きさに驚きました。メディアなどで見ていた状況と、ここに来て見るのとでは印象がまったく違います。今回の支援の報告とともに、今の熊本の状況もオーストラリアへ発信したいと思います」と黒木さん(真中)。「仮設ができて、住むところは改善しましたが、それ以外はほとんど変わっていません。地震当時のまま。まだまだ復興への道のりは長い」と、自治会長の笠井さん(右)と副自治会長の高村紀和さん(左)は現在の心境を語ってくれた

本サイトでは、「被災地を支援したい」「記事で紹介されている方とコンタクトを取りたい」など、各種問合わせにも対応中。黒木さんのようにアクションを起こしたいと考えるている人は、サイト内「お問い合わせ」よりどうぞ。

いまできること取材班
文章・撮影:高野正通

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