笑顔の復興プロジェクト、気球に乗って益城町を見てみよう!

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笑顔の復興プロジェクト、気球に乗って益城町を見てみよう!

2017.02.14

久しぶりの好天に恵まれた1月下旬。益城中学校のグラウンドには、カラフルな熱気球に乗りこむ笑顔いっぱいの子どもたちの姿があった。 この「バルーンでスマイルプロジェクト」と題したイベントは、地元有志による復興支援プロジェクトで、アウトドア体験を手掛ける「阿蘇ネイチャーランド」(阿蘇市内牧)の協力のもと、益城町の小・中学校で開催されている。

益城中学校でのイベントの様子

プロジェクトの代表である三村一誠さんは、もともとキャンプなどのアウトドア活動が趣味。熊本地震で自宅が全壊するなか、近隣の被災者宅にテントを設営する支援活動を続けていたとき、「町のために他にできることはないだろうか」とずっと考えてきたそうだ。そんなときに思いついたのが、熱気球を飛ばして住民に自分たちの住む益城町を見てもらおうという取り組みだった。熱気球が空に浮かぶ姿は、子どもも大人もひきつける魅力がある。益城町で継続して熱気球を飛ばすことができたら、きっと多くの住民たちが楽しみにしてくれるはず。そんな思いで、 交流のあった阿蘇ネイチャーランドへ協力を依頼し、プロジェクトが始動した。そこには、益城町の景色を気球の上から見てもらいたいという目的とは別に、気球が浮かぶ空を見上げて、住民に顔をあげてもらいたいという願いも込められている

プロジェクト代表の三村一誠さん

昨年6月に東無田地区で第1回目が開催。年明けはあいにくの悪天候が続き、延期を余儀なくされていた。そんな中、迎えた益城中学校での初開催の日は、関係者が「絶好のバルーン日和!」というほどの絶好のコンディション。関係者も安堵の様子で現場に到着した。

まだ真っ暗な早朝6時過ぎ。グラウンドに集合した関係者

それぞれの持ち場に分かれ、グランドに熱気球のシートを広げていった

この日の段取りは、大気が安定する朝7時から9時ごろに熱気球を飛ばす計画で、準備には中学校の生徒11名がサポーターとして参加。付き添いの田上大太郎先生によると、地震で校舎や体育館が被害を受け、現在も仮設校舎で授業を行っているそうだ。「震災後は大変な状況が続きましたが、子どもたちの結束力やみんなでがんばろうとする気持ちが強くなりましたね。5月に予定されていた体育大会が9月に延期になったときも、短い準備期間ではありましたが、本当によくがんばってくれて大成功に終わりました」。

「今日は初めてバルーンを見る生徒も多いようで、みんなの表情が明るくて、見ているこちらもうれしいです」と田上先生

気球が少しずつ膨らんでいくのと同時に、空も次第に明るくなっていった

大型の扇風機で風を送り込んだあと、ガスバーナーの熱風を送り込み、準備もいよいよ終盤へ

膨らんだバルーンの中に入って記念撮影

生徒会を中心に構成されたサポートメンバーの協力もあり、準備はスムーズに進行。空が明るくなった頃には、熱気球も大きく膨らみ、見守っていた生徒たちからは大きな拍手が送られた。
この日、益城中学校でのバルーンプロジェクトには、150人ほどが搭乗を体験。中学生はもちろん、学校関係者や保護者、そして取材班である私たちもバルーンに乗せてもらう機会を得た。震災から9か月が過ぎ、住宅などの解体作業がかなり進んでいるという話を聞いていたが、空からはまだ幾分、ブルーシートが点在している様子がうかがえた。

大きく膨らんだバルーンを見て、生徒たちも大喜び

バスケットボール部に所属する1年生。「揺れて少し怖かったけど、町が一望できて、眺めもきれいだった」「パイロットさんがカッコ良かった!」の声

搭乗した生徒からは「屋根を覆ったブルーシートの数が減っているのを見て、復興が進んでいるのを感じた」という声も

サポートメンバーの古田さんと園田さん。「バルーンの上から益城町を見て、この町のためにがんばりたいと思った」「初めてバルーンを見て、しかも乗ることができて、たのしかった」

このプロジェクトを主催する三村さんは、この先10年間はプロジェクトを続けていきたいと考えている。その頃には、この日イベントに参加した中学生の多くが立派な社会人となっている。益城町の未来を担う子どもたちが、人生で初めて熱気球に乗り、そしてふるさとを見て感じたそれぞれの思い。10年先の復興を後押しする若者たちの夢が、大きく膨らんだ一日となった。

●「バルーンでスマイルプロジェクト」の支援について詳しくは
⇒専用のフェイスブックページをチェック!(
寄付金は現在も募集中です。

いまできること取材班
文章:稲積清子
撮影:長谷和仁

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