底知れぬカオスぶりが表現された光景だった。 | KIJI フリーライター 山田 祐一郎

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一日一麺をモットーに、九州を中心に各地の麺を食べ歩き。日本で唯一(※本人調べ)のヌードルライター山田 祐一郎が主宰するメディア。

底知れぬカオスぶりが表現された光景だった。

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時計の針を見ると、14時を過ぎたくらいだった。
アイドルタイムをとる店は多く、選択肢は極端に少なくなる。
どこに行こうかと考えて、あの角の光景が思い浮かんだ。
オレンジと緑の三角形が頭の上で連なり、なんともいえなずノスタルジックな柳橋連合市場。
その奥のほうで、ひっそりと、佇んでいる「めん処 三喜」だ。
製麺所も営んでいて、その隣に併設されている、讃岐うどんの店によく見かけるスタイル。
上村さんの記事によれば、
創業は戦前だそうで、福岡市・千代にあった食堂「三福」が前身なのだそう。
ここへ移ってきたのは1950年というから、なかなかの老舗。

開店は早い。市場の人たちにとっては朝食の場になるため、
7:30くらいには開いている。
そして中休みはない。市場の人たちにとっては遅い昼食の場になるから。
つまり、その営業時間が示すように、市場とともに歩んできた店だ。
もちろん、ぼくのような一般の人々も気兼ねなく利用できる。

奥から順に、うどん、ちゃんぽん、そば、うどん、ちゃんぽん、冷やし中華、ちゃんぽん(←自分)、らーめん。
カウンターで食べている人々のメニューを列記したら、
「めん処」だけあり、ラーメンからうどん、ちゃんぽん、蕎麦、冷やし中華といったように、
多様なラインナップで、そこまでは別段珍しくはないと思うけど、
それらが満遍なく食されている光景は、麺好きの心をギュッと締め付ける愛おしさがある。
この店の底知れぬカオスぶりが表現された光景だった。

選んだのは、ちゃんぽんだが、普通のそれではない。
ここでのちゃんぽんは、イコール和風ちゃんぽん。
うどんにも使っている和出汁をベースにして、スープをこしらえているそう。
動物系は使ってないということだが、そんなことを忘れさせるパリッと輪郭が浮き出たスープ。
野菜や肉のエキスが閉じ込められている。
麺はやや扁平な中華麺。丸っこいのに慣れている身としては新鮮で、
もっちりした食感と、舌にべたっと滑り込む感触が小気味いい。
遅い昼食の身にはたまらなく沁みた。

おごちそうさまでした !!。

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