「本のない人生なんて」…ありえない!? 福岡じゅうの本好きが集まる、年に一度の祭典「ブックオカ」今年も開催中!

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読書の秋の風物詩として、福岡の街に定着しつつあるイベント「ブックオカ」。「BOOK」と「FUKUOKA」を掛け合わせた、本の祭典です。全国各地に広がるブックフェスティバルの先駆け的存在として、平成18年にスタート。12回目をむかえる今年は、10月20日(金)11月20日(月)の期間で開催され、福岡市内を中心とした各地の書店ではフェアや講演会、作家や装丁家を招いたトークショー、11月4日(土)には一般の方も参加できる古本市などがあり、福岡の街を「本」色に染めています。

◆文庫フェアのテーマは「欲望」

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まず、各書店で開催期間いっぱいにわたって展開されているのは、「福岡の書店員が選んだ激オシ文庫フェア」。地元・福岡で働く書店員がテーマに沿って選んだ、推薦文つきの文庫本が並びます。テーマは毎年、書店員有志による企画会議で決定。今年のテーマは、欲望です。食欲や性欲だけではなく、西郷欲(!?)まで、欲望を書店員が自由に解釈し、選書。誰かのおすすめによって、心に残る一冊に出会えるかもしれません。

◆期間限定の本屋「Rethink Books」が復活

天神・ジュンク堂書店内に期間限定で復活するRethinkBooksコーナー

オフィス街のど真ん中、天神エリアの遊休地を活用して平成28年6月1日にオープンした「Rethink Books」。1年限定のプロジェクトで、翌年5月31日に惜しまれながらも閉店しましたが、その間に多数のライブやトークイベントを開催し、福岡の街で本にまつわるコミュニケーションを活性化させました。そんなRethink Booksが、ブックオカ期間中に天神・ジュンク堂書店の一角にて復活。店内の壁面黒板にて毎日出題していた「今日の宿題」をまとめた冊子をはじめ、Rethink Booksのコンセプトである「考える」をテーマに集められた本がずらりと並んでいます。日常の中で少し立ち止まって「考える」時間を作ってもらいたい、そんな思いが込められた選書になっています。

◆特製文庫カバーは平野甲賀さん

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ブックオカでは毎年、オリジナルの文庫カバーが制作されています。今年は、これまで半世紀の間に7,000冊以上の装丁を手掛けたというブックデザインの第一人者、平野甲賀さんのデザイン。「本のない人生なんて」という言葉を英語、韓国語、中国語、台湾語に翻訳しそれぞれを平野さん独特の描き文字で表現していただいたんだそう。期間中、配布店で文庫本を購入すると、このカバーで巻いてもらえます。

◆「のきさき古本市」は11月4日に開催予定

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全長800mにわたって約100本のけやき並木が続く、けやき通り。秋の散歩にもってこいの、この通りでは「のきさき古本市」が開催されます。今年の開催日は、11月4日(土)(雨天時は11月5日 (日) に順延)。 約100軒の個人出店者がずらりと店を出し、毎年約4,000点もの本が売れていくとか。新刊書店では手に入らない、希少な古本に出会えるかもしれません。

◆ブックオカ主催・大井さんが語る、福岡の街と本

ブックオカを主催した大井さん

さて、これら本にまつわるさまざまな仕掛けを、毎年楽しみながら運営しているのが、「ブックスキューブリック」店主の大井実さんを中心とした有志メンバー。ブックオカ立ち上げのきっかけや、スローガンに込めた思いを大井さんに伺いました。

有志による手弁当でスタート

本好きの仲間たちとの飲み会で、「本のお祭りを福岡でやってみよう」と盛り上がったのが平成18年の春ごろ。わずか半年の準備期間でブックオカ第一回目が開催されました。

「出版社の社員やウェブデザイナーなど一芸を持った人たちが集まって、手弁当でスタートしました。みんなで話していると面白いアイデアがどんどん溢れてきて、ならば全部やってしまおうと。第一回目から、すでに今と同じくらいの規模で開催しましたね」(大井さん)

それまで、本のフェスティバルは全国的にみてもほとんどなく、“読書とは個人で楽しむもの”というイメージでした。しかし、古本市である光景を見たことが、大井さんの思いを変えたと言います。

「おとなしそうな少年が、古本を販売していた人と本の話で盛り上がり、とても楽しそうにしている姿を見たんです。本を通じてコミュニケーションが生まれる瞬間を目の当たりにして。その感動は、今でも忘れられません」(大井さん)

「紙の本を愛する私たちがやるしかない」

アイデア豊富な有志メンバーとの運営は毎年刺激に満ちたものでしたが、認知が広がるにつれて準備もさらに時間と労力が必要になりました。メンバーは全員、本職の傍らでブックオカの企画も行っていたため、時間的にも体力的にも厳しく、「もう辞めてしまおうか……」と、心が折れかけたこともあったとか。その頃、追い打ちをかけるように電子書籍が登場。紙の本が絶滅するのかという極端な報道に、脅威を感じたといいます。

「そこでもう一度、メンバー全員が奮起したんですよ。紙の本を愛する私たちが、頑張るしかないと」(大井さん)

横のつながりが強く、お祭り好きでノリがいい県民性からどんどん仲間が広がっていったブックオカ。ボランティアの数も増えて運営も安定し、今年で12回目を迎えることができました。

スローガンは「福岡を本の街に」

本屋を営んでいたからこそ、福岡の街と繋がることができたと言う大井さん。本を通じて、“体験”ができる街にしていきたいと語ります。

「今は情報が溢れているからこそ、“体験”がより意味を持ってくる時代だと思っています。自分の人生を振り返ってみても、強い体験は記憶に残り、確実に自分の血肉になっています。誰かに本を薦められたり、自分から探したりできる場所、すなわち“体験”を与えられる場を、これからも積極的に提供していきたい。そして福岡の書店業界に新しい人が入れる受け皿を、用意していければと思っています」(大井さん)

本にまつわるさまざまな「体験」を与えてくれるイベント・ブックオカ。新しい本との出会いに期待して、この秋は街の書店に出かけてみませんか。

【関連情報】
ブックオカ
http://bookuoka.com/

フェア開催・ブックカバー配布店(福岡市内)
リブロ福岡天神店/福岡金文堂本店/六本松 蔦屋書店/ブックスキューブリックけやき通り店/TSUTAYA天神駅前福岡ビル店/紀伊國屋書店天神イムズ店/積文館書店新天町本店/積文館書店天神地下街店/金修堂書店本店/ジュンク堂書店福岡店/丸善博多店/紀伊國屋書店福岡本店/紀伊國屋書店ゆめタウン博多店/ブックスキューブリック箱崎店/㈱翔文 黒木書店・フィルモアレコード七隈店/㈱翔文 黒木書店・フィルモアレコード長住店/ブックセンターほんだ/積文館書店小田部店

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